マイナス金利解除で何が変わる?② 住宅ローン選びがより重要な時代に
MFS 塩澤崇 取締役COO
マイナス金利解除で、今後、住宅ローンの金利がどうなるかに注目が集まる。
住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を展開しているMFSの塩澤取締役COOに今後の見通しなどについて聞いた。

塩澤 崇 取締役COO
─最近、「モゲチェック」の相談などで何か変化はありますか。
ユーザーから金利に関する相談や質問が増えてきたと感じています。具体的には「今後、金利はどうなりますか?」、「変動タイプと固定タイプのどちらが良いですか?」といった内容です。マイナス金利解除に関する報道が出始めた昨年の冬頃からこうした問合せが増えてきました。金利が上がったらどうなるのか、借り換えた方が良いのかなど、金利に敏感な人が増えてきたという印象を持っています。
新規で借りる方はもちろんですが、すでに多く借り入れている方もいるので、金利上昇で支出が増えることの不安が一番大きいのだと思います。
マイナス金利解除といっても上昇幅は0.1%分しかありません。ただ、これまで下がってきたものがちょっと上がる方向に向かったという象徴的な出来事ですから、やはりユーザーには多少なりとも不安を与えているのではないでしょうか。
一方、借入期間については、40年という方もいますがそれほど大きな変化は感じていません。借入金額については年収倍率で5倍程度、多い方で7~8倍という方もおり、世帯の借入金額は増えていると感じています。住宅価格や地価の上昇を背景に借りる金額が増えているということです。
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