能登の経験を次代に生かす

国土技術政策総合研究所(国総研)と国立研究開発法人建築研究所(建研)が令和6年能登半島地震による「木造建築物の被害調査報告(速報)」と「建築物の基礎・地盤被害に関する現地調査報告(速報)」を公表した。

国総研と建研が能登半島地震で調査報告(速報)を公表

木造建築物については、建築年代が古いものが倒壊、大破しており、輪島市や珠洲市、穴水町など被害が多く甚大であったエリアはいずれも比較的古い木造建築物が多く存在する地域であったことが指摘された。加えて、津波被害地域においては、建築年代が古い木造建築物が地震により大きく損傷し、津波の波力で被害が拡大したと考えられると指摘した。

一方、基礎及び地盤の被害については、輪島市での建物の転倒・傾斜について、基礎・地盤の被災メカニズムと被災要因の検討を行う必要があると指摘している。


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