Archi Village、新サービス「アーキLink」をリリース
エクステリアの提案から管理までを一元化
Archi Villageはエクステリア商品のデータベースを活用し、住宅事業者などが簡単に提案ツールを作成、顧客管理もできるサービス「アーキLink」をリリースした。
Archi Village(東京都港区、竹内将高代表取締役CEO 兼 社長)が、新サービス「アーキLink」をリリースした。同社がウェブ上で展開する建材業界向けのBtoB向けプラットフォーム「建材サーチ」で蓄積したデータベースを元に、住宅事業者や設計事務所などがエクステリアの提案から顧客管理までを可能とするサービスで、提案ツールの標準化、受注率アップ、打合せ工数の削減などにつなげることができる。
「建材サーチ」は、建材メーカーと契約してエクステリア商品のデータベースを構築、それを活用したプロユーザー向けのWebカタログだ。商品の仕様やカラーだけでなく、施工説明書、規格表、CADなどのエクステリア建材の情報を一元化した。現在、掲載企業数はYKK AP、三協アルミ、F&F、四国化成建材、LIXIL、ハナテックガーデンズ、ゆとり、Panasonic、造園資材館、白崎コーポレーション、太陽エコブロックスの11社で、エクステリア業界のシェアでみると約80%をカバー、未掲載の企業についても関係構築を進めており、24年には20社に拡大する予定だ。「建材サーチ」の利用者ユーザーはハウスメーカーや代理店、建材メーカーの営業担当者などで、月間3.2万ユーザーに達している。
このエクステリア商品の膨大なデータベースを活用し、新たに開発したサービスが「アーキLink」だ。ハウスメーカーや設計事務所、販工店などが、案件ごとの情報を集約でき、営業ツールを簡単に作ることができる。
具体的には、管理画面で案件を作成して関連情報を一元管理してペーパーレス化を図るとともに、「建材カタログ」や「施工写真集」を作成し紐づける。自社で頻繁に使用する建材のみをまとめた「建材カタログ」は「建材サーチ」とシームレスにつながり、価格やカラー、寸法図など欲しい情報をすぐに取得することができる。また、自社で手掛けた施工事例の「施工写真集」は価格帯、属性などで整理し社内共有化することができる。大きな特徴が施主用のホームページを発行し、打合せ時の情報などを自社と施主で共有できること。施工写真集や建材カタログの閲覧履歴などを確認することで施主の好み、具体的な予算などを把握することができる。
11月にリリースし、現在、導入企業は20社を超えている。今後、「アーキLink」の機能を順次追加していく予定。例えば、「案件管理」の機能を拡充、図面やパース、議事録、契約書などを管理できるようにする。また、新たに「提案書作成機能」、「顧客管理機能」、「見積・原価管理機能」を追加する予定だ。
費用はアカウント数によって異なるが、3アカウントの場合は初期費用20万円、月額3万円。基本的に今後追加される新サービスも追加費用なく利用することができ、オリジナルカタログや施工写真作成、建材登録のサポート、また、保守・メンテナンス費用が含まれる。
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