マイクロベース AI活用で空き家発生を予測
効率的な空き家対策を支援
将来人口動態予測AI「MiraiE.ai(ミラーエドットエーアイ)」をリリースした。
人口動態から住戸単位で将来的な空き家の発生を予測できるシステムとして注目を集めている。
「MiraiE.ai」は、将来的な人口動態を予測できるAIシステムだ。大学発のベンチャー企業であるマイクロベース(東京都文京区、仙石裕明代表取締役CEO)が開発した。同社は、GIS(Geographic Information System)の専門家が集まり、大学での研究成果を社会実装する目的で2018年8月に設立した。近年、空き家は深刻な社会問題となっており、長期間放置することで倒壊する危険性を伴うほか、治安の悪化などを招く恐れがある。総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」によれば、全国の空き家戸数は849万戸にのぼる。こうした空き家問題を解決するためには空き家の所在をいち早く明らかにし、市場流通などを促すことが重要だ。しかし、空き家は全国に無数に点在する住居のなかから日々不規則に発生しており、現状、その把握には調査員による現地での聞き込み調査などが必要不可欠となっている。そのため、膨大な人的コストを要するほか、調査頻度も数年に一度となり、最新の居住状況を把握することが難しいという課題がある。
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