JEITAがスマートホームのデータ活用でガイドライン
プライバシー確保に向けて業界初の共通規範を整備
(一社)電子情報技術産業協会が「スマートホームIoTデータプライバシーガイドライン」を策定した。活用が進むIoTデータに対し、個人情報保護の観点から事業者が講ずべき措置についてまとめた。
スマートホームに限らず、住宅に多くのIoT機器が設置され、ネットにつながれている。例えば、エコーネットライト規格を搭載する機器の累計出荷台数は1億2630万8965台に達し、スマートメーターはほぼ全世帯、エアコンもそれに準じる台数となっている。これらの機器から生活に関するデータがメーカーのクラウドに蓄積され、利活用されている。
これらIoTデータのなかには個人情報保護法の義務対象外のデータも多く含まれており、当然、同法が定めるルールは適用されず、個人の権利や利益の侵害が起きる可能性が懸念されていた。そこでJEITAは2021年にスマートホーム部会のなかに「スマートホーム IoTデータ プライバシー検討WG」を設置、ガイドライン策定を進めてきた。「IoTデータはさまざまな新たなサービスに利用できるが、その前提としてお客様に安心してデータを預けていただくことが必要」(同検討WG・山本主査)という目的だ。
ガイドラインでは、スマートホームIoTデータが利用者に受け入れられるための課題として、①どのようなデータが集められるのか、②そのデータをなぜ収集するのか、③そのデータがどのように取り扱われるのか、という3点を指摘する。これらは利用者が不安に思う事項であり、これらをクリアにすることがデータを取り扱う上で重要となる。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
BXカネシン、「EQ GUARDマニュアル」に耐震改修で役立つ情報を追加
2024.04.25
-
ニチハ、モエン透湿防水シートⅢ リニューアル発売
2024.04.25
-
三協立山・三協アルミ社、玄関ドア「ファノーバ2」発売 住まいを守るレジリエンス機能と上質な心地良さを兼ね備えた玄関ドアにモデルチェンジ
2024.04.25
-
サンゲツ、抗ウイルス機能を持つ「ライトフレッシュ壁紙」を発売 TOTOのハイドロテクト技術を活用し、より快適な室内空間へ
2024.04.25
-
サンゲツ、壁紙見本帳「2024-2027 リフォームアップ™」を5/23に発刊
2024.04.25
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
エフ・ディー・シー WEB来場予約を増やすオンラインセミナーを開催
2024.04.23
-
これからの高性能断熱リフォーム 極力壊さないリノベーションとは
2024.04.22
-
トルネックス 全館空調をテーマに、坂本名誉教授と松尾氏のトークセッションを開催
2024.04.16