アイム・ユニバース 将来の資産価値を担保する保証付き戸建て住宅が人気
アイム・ユニバースの「売却価格保証付き長寿命住宅モデル」の販売数が累計363棟を突破した。住宅性能をもとに建物価値を評価し、将来の売却価格との差額を保証する仕組みが支持を集めている。
同社は、1都3県と沖縄を中心に、主に屋上付きの高性能住宅を展開する住宅会社で、これまで2000棟以上の住宅を販売してきた。例えば、同社のレジリエンス住宅「ウーディア」シリーズは、電気自動車+太陽光発電+蓄電池の搭載によるエネルギーレジリエンスや、独自の制震ダンパーを用いた耐震等級3など、6つのレジリエンス要素を備えている。なかでも大きな特徴のひとつである屋上テラスは、代表取締役CEOの藍川眞樹氏が販売物件を見学した際に道路で子供が遊んでいるのを見て危険を感じ、子供が安心して遊べるプライベートな空間として設置したのが始まりだが、水害から身を守るための一時的な避難場所にもなることが評価され、4月にジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2026の最優秀賞も受賞した。
一方で、「以前から性能の高い住宅を供給していたが、築年数・立地・面積で価値が評価される現在の住宅市場では、どんなに性能の高い住宅を供給しても売却価格に反映されにくい。その点に対する不安が大きく、購入に踏み切れないお客様が多かった」(経営推進室 新規開発部兼広報・PR部甲斐晶子課長)。同社の商品は住宅性能が高い分、価格は相場より500万~1000万円ほど高くなるため、価格面のみで比較されると、優位性を十分に伝えきれない側面があった。
こうした背景から、同社は、将来の資産価値を担保することで他社との差別化を図ることを目的として、2023年に(一社)長寿命住宅普及協会の「ベストバリューホーム」の認定を取得した。「ベストバリューホーム」は、協会が定めた「建物価値算定プログラム」に基づき、構造躯体(スケルトン)性能や内外装・設備(インフィル)の仕様・部材を細かく分析し、建物の価値を評価、将来の価値を担保する仕組み。5年ごとに点検と有償メンテナンスを行うことで、資産価値を維持し、将来の建物評価額と実際の売却価格に差が生じた場合、最大500万円まで差額を補填する。
住宅高騰下で注目される資産性
住み替えでの購入も多く
ベストバリューホームの保証を付与した「売却価格保証付き長寿命住宅モデル」は、販売から約1年半で363棟を供給。申請中のものを含めると629棟もの実績となる。甲斐課長は「最近は別物件からの住み替えで選ばれる方も多く、全体の約4割を占める。また、20代の方を中心に将来的に手放す意向の方も多い。入居後数年で売りに出される方もおり、資産性の高さで購入される方が増えていると感じている」と話す。

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