旭化成ホームズ、フリーアドレスのオフィスへ本社をリニューアル
働く人が輝くHappiness Companyの実現へ
旭化成ホームズグループの神保町オフィスをリニューアルした。従来型のオフィスから、フリーアドレスを基本としたオフィスへと変革し、新しい働き方やグループの一体感を促進する。
2022年4月に2030年度の同社グループのあるべき姿をあらわす長期ビジョンとして「2030年のあるべき姿 Vision for 2030」を策定した。今回実施した本社オフィスリニューアルは、その長期ビジョンで目指す、「働く人が輝く Happiness Company」を体現するための重要な取り組みの一つと位置付けている。新オフィスでは、一定数の在宅オフィスワーカーがいることを前提に、従来比2割ほど座席数を削減する。一方で多様な働き方を実現できるスペースを設けるとともに、グループ内部署間でのコミュニケーションが生まれる動線・空間を設計した。ひとりひとりの社員が、チームや個人にとって最適な場所を自律的に選択しながら働くことで、生産性を高めるとともに、風通しの良い職場環境の実現を目指す。川畑文俊 代表取締役社長は「2030年にどういう会社でありたいか。そのあるべき姿の一つが、社員一人一人が働くことに誇りと喜びを感じられる会社であること。変革への一環として、社員の考え方、働き方の変化を誘発するため、本社オフィスをリニューアルした。本社からスタートし今後、各エリアに展開していきたい」と説明した。
オフィスリニューアルにより、生産性の向上を目指し、業務内容に応じて自律的に選択できる多様なワークスペースを設けた。また、本社オフィスビルの4階~7階には、旭化成ホームズをはじめ、旭化成不動産レジデンス、旭化成リフォーム、旭化成ホームズフィナンシャル、旭化成住宅建設など、グループの主要な会社が集まっている。今回のオフィスリニューアルによりグループ会社・部門間の連携強化、意思決定の迅速化を目的に、6階に「グループ共用エリア」を設けた。さらに、快適なオフィスと新しい働き方の実現により、社員のエンゲージメントを高める効果も期待する。
今回のオフィスリニューアルの設計監理及び施工を請け負ったイトーキ コンサルティングセンターの横溝信彦センター長は、「川畑社長の熱い想いからスタートした今回のオフィスリニューアルは、会社組織というピラミッドの土台づくりにあたる。土台づくりをしっかり行うことで、社員同士の連帯感の醸成度合いが強くなり、結果として、しっかりした価値を提供し続けることができる。顧客、社会から必要とされるEssential Companyに向け、魂をオフィスに入れてさらなる発展を」とあいさつした。
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