7年ぶりの冬の節電要請が始まった

冬の節電要請がスタート、さらなる省エネが求められている(写真はイメージ)

12月1日、冬の節電要請が始まった。冬としては7年ぶりのことで、2023年3月末まで4カ月間実施される。節電要請期間中は毎日、電力予測が行われ、電力供給余力である「予備率」が5%を下回りそうな場合に「電力需給逼迫注意報」を、3%を下回りそうな時には「警報」を発令する。経済産業省がまとめた「節電メニュー」では、エアコン設定温度を22度から20度に、窓に厚手のカーテンを、エアコンのフィルター掃除、不要な照明を消す…などが並ぶ。

ロシアのウクライナ侵攻の影響で電気代が高騰し家計を圧迫している。ダイキン工業の調査によると74%が実際に「電気代が上がった」と回答、「2~5割上がった」という人も3割に達している。政府は「無理のない範囲で…」と節電要請に枕詞をつけるが、「言われなくても…」というのが生活者の実態ではなかろうか。


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