住宅保証のパイオニアが打ち出す 顧客との関係を維持し続ける仕掛けづくり
日本リビング保証「住設あんしんサポート」
日本リビング保証は、住宅保証サービスのパイオニア企業だ。独創的なサービス展開とパイオニア企業として保有する業界トップクラスのノウハウによる信頼度の高さを誇っており、これまで約4000社の企業との取引実績がある。
同社が提供する保証サービスの代表が「住設あんしんサポート」。創業当初から行っているサービスで、住宅設備機器について最長で10年間、修理や交換を無償で保証している。
また、新築住宅の引き渡しから20年間にわたって建物保証を行う「建物20年保証バックアップサービス」も展開。通常、10年目の有償メンテナンス工事の実施などを要件に保証の延長を実施しているのに対し、同社のサービスは10年目の検査のみで20年目まで保証を行う。
その他にも、2022年7月にリリースした「地震あんしんサポート」など多彩なサービスメニューを用意している。


暮らしの資財価値を最大化するWorthTech事業を拡充
保証サービスで業界をリードしてきた同社だが、「変わらない価値を、暮らしのすべてに」という新たな企業ビジョンを制定。独創的なリアルとデジタルのサービスを融合し、暮らしの資財価値の最大化に貢献するサービスを拡充しようとしている。
2021年8月から提供している定期点検・補修代行サービス「アクティブ・インスペクション」は住宅事業者を代行し、第三者の立場で点検から補修まで対応するサービスだ。定期点検の連絡から日程調整、点検、報告書の作成まで行うもので、住宅事業者は人手や手間を増やすことなく、アフターサービスの充実化を図れる。
点検中の様子は動画に撮影し、住宅事業者が現場に行くことなく不具合箇所などの対応策を検討できる。点検後の補修やメンテナンス工事も代行する体制を整えている点も同社の強みだ。
将来のメンテナンス資金を「おうちポイント」として積み立てられる修繕積立制度を用意している。これは住宅会社の独自ポイント制度として、住宅オーナーに提供するサービスで、ポイントは各住宅事業者が提供するリフォーム・メンテナンス工事などに使用でき、将来的なストック需要を確実に取り込むことにつながる。
2021年11月にはスマートフォンアプリ「おうちマネージャー」もリリースした。「おうちポイント」の残高などを管理できるだけでなく、チャットボットで顧客からの問い合わせに対応するといったことも可能だ。住宅事業者自らアプリ開発を行うことなく、住宅オーナーとのコミュニケーションをより密にするためのツールを手軽に利用できるようになる。
同社では、「住宅特化型コンタクトセンター」も開設している。一級建築士や電気工事士、宅地建物取引士などの有資格者が常駐するコールセンターで、住宅事業者の代わりに顧客の困りごとや相談を専門的、かつ迅速に解決する。
住まいの資財価値を高めていくサービスとして、「資産価値保証」も行っている。AIなどにより20年後までの資産価値を算出し、実際に売却することになった際に売却価格が資産価格を下回った場合、その差額分を補償する。
住宅の資財価値を高めていくためには、保証だけでなくアフターサービスなども重要になる。同社が提供する様々なサービスを一気通貫で活用することは、住宅資財価値を高め、住宅事業者のストック需要や新規顧客の開拓につながると言えそうだ。
日本リビング保証株式会社
03-6276-4334
WEBで各サービスの詳細を紹介:https://jlw.jp/business/
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