断熱性向上と暮らし方

ウェルネストホームはAIによる居住環境の自動化をモデルハウスで実証

10月1日、いよいよ住宅性能表示制度において断熱等性能等級の等級6・7が施行となった。

オイルショックを受けて「省エネ基準」(昭和55年基準)が施行されたのが1980年。これまで国も住宅産業界も住宅の断熱化に対してさまざまな取り組みを進め、その向上を図ってきた。

こうした動きに携わってきた住産業界人にとって、省エネ基準への適合義務化、さらには性能表示の等級6・7の設定などは非常に感慨深いものがあるのではないだろうか。省エネという直接的なメリットはもとより、快適な住空間を創りたい、ヒートショックなどをなくしたいといった暮らし視点から住宅の性能を高める必要があるという想いを何度も聞いてきた。

こうしたなかでさまざまな技術開発などに取り組み、知見が積み重ねられてきた。断熱材をしっかりと施工することから始まり、いくら断熱材を厚くしてもスカスカの家では意味がないと気密に取り組み、高気密にすることで空気環境がクローズアップされ換気の重要性が高まった。


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