長期優良住宅の新築認定が前年度比2割増
一戸建てが11万8289戸と過去最多に
新築住宅の長期優良住宅の認定戸数が12万戸超え、前年度比約2割増と大幅に増えた。特に一戸建て住宅は制度開始以来最多戸数であり、市場の中で存在感を高めている。
2021年度の長期優良住宅の認定実績がまとまった。新築住宅の総戸数は12万1502戸、前年度比19.8%増と約2割増という大幅増加。内訳は、一戸建ての住宅が11万8289戸(同17.7%増)、共同住宅等が3213戸(同261.4%増)である。
制度スタートからの累計総戸数は135万6319戸。内訳は、一戸建ての住宅が133万333戸、共同住宅等が2万5986戸だ。
一戸建て住宅は14年度に前年度から戸数を大きく減らし10万戸を切って以降10万戸台での推移が続いてきたが、21年度に8年ぶりに11万戸台に乗せるとともに、13年度の11万5756戸を上回り、制度開始以来最多戸数となった。
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