待ったなし、製材業界の人材育成 学びの機会をつくろう
製材所が減っている
国産材の利用を進める上で取り組まなければならない課題のひとつに、製材技術者の育成がある。
近年、国産材業界では全自動タイプの製材機を備えた大型工場が増え、国産材のシェア拡大に一役買っている。その一方で、山間の林業産地に立地している小規模製材工場の経営は厳しくなる一方で、廃業するケースが相次いでいる。
農林水産省の統計によると、かつては全国に2万以上もの製材工場があった。しかし、2020年末時点の工場数は4115工場と激減している。減っているのは主に小規模零細工場で、大型工場のシェアは年々高まっている。
小規模工場を中心に工場数が減っても大型工場が増えれば国産材製材品の供給量は増え、自給率も上昇するのなら問題はないと考える人も多いだろう。だが、地産地消にこだわる大工や工務店が頼りにしているのは、地元の山から伐り出される丸太を挽いている製材所(小規模製材工場のこと)であり、製材所が減るというのは地産地消の家づくりがしづらくなることを意味する。
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