制震ダンパー「ミューダム」

繰り返す地震にも変わらない制震性能を発揮
「耐震+制震」の効果をwallstatで可視化

世界初の「金属流動」ダンパー、「ミューダム」。左右どちらでも、また連続配置も可能

制震ダンパー「ミューダム」を展開するアイディールブレーンは、いち早くwallstat対応建材の認証を取得した。「耐震+制震」の効果の可視化により、よりわかりやすく「ミューダム」設置効果を説明し、販売強化につなげていきたい考えだ。

ミューダムは、「金属流動」という現象を利用することで、優れた制震性能を付与した制震ダンパー。金属流動とは、アルミと鋼材を強く押し付けたままスライドさせようとした時、両者の接触面が焼き付き、完全接着され、それでも無理やりスライドさせた時、鋼材よりも柔らかいアルミがグニュグニュと動き始める現象。繰り返しの摩擦を受けても摩擦抵抗力がほとんど低下しないため、繰り返しの地震に対して変わらない制震性能を発揮し続ける。また、すべて金属パーツで構成されているため、温度や地震の加速度など、環境に左右されずに安定した性能を発揮。こうした特性を備えているため、制震装置でありながら、2.2~2.3倍の耐力壁として大臣認定も取得している。さらに、製品自体の厚みは30㎜と非常に薄く、近年の省エネ基準をクリアする断熱材を併設することができるため、構造のバランスを優先した壁配置を可能にする。

wallstatは“ガチンコ相撲の土俵”
制震ダンパーの性能試験の統一化が課題


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