Qrio 暗証番号で施解錠等、新製品5種を発表
スマートロックを軸にIoTプラットフォーム構想も打ち出す
Qrioはこのほど新製品5種に加えて、異業種と連携した、「Qrio IoT Platform構想」を発表した。スマートロックのQrioをハブに、カメラや窓センサー等を繋ぎプラットフォームを形成、セキュリティーサービス等の提供を目指す。
ソニーグループのQrioは同社が手掛けるIoT事業の1つとして、2015年からスマートロックの製造・販売を進めてきた。累計販売20万台を突破している主力製品の「Qrio Lock」は、スマートフォンの専用アプリを使用したハンズフリー解錠や、オートロック機能、工事不要の簡単設置等を特徴としている。また、スマートフォンを持たない場合でも、「Qrio Lock」専用のリモコンキー「Qrio Key」を使い、ボタン操作で施解錠を行うことができることも特徴の1つだ。
今回、「もっと鍵が自由になる生活」の実現を目指し、新製品5種を発表した。その1つが暗証番号で施解錠を行える「Qrio Pad」。万が一、鍵を忘れ締め出されてしまっても、暗証番号をパッドに入力することで解錠でき、同じく新製品の「Qrio Card」をパッドにタッチすることで施解錠することもできる。「Qrio Key S」も発表した。従来型の「Qrio Key」のボタン操作機能に加え、新たにハンズフリー機能を搭載した。ポケットに入れたままでも、ドアの前での立ち止まりを検知し、自動で解錠する。また、マンション向けのスマートロックとして「Qrio Rock R」、「Qrio Pad R」を新たに導入した。共用玄関から自宅まで一つの鍵で施解錠でき、管理会社やオーナーはカギの発行履歴、施解錠履歴など、ロック操作に関する履歴情報を部屋ごとに参照できる。組付け型ではあるが、電気回線工事が不要のため簡易工事で設置できるのが特徴。
Qrioをスマートホームのハブに
IoT機器などを制御
また、異業種と連携した、「Qrio IoT Platform構想」も発表した。Qrioをスマートホームのハブとし、IoTに対応した機器やセンサーなどを繋いだプラットフォームを通じ、様々なサービスを提供していく。具体的には、戸建住宅やマンション、オフィス、倉庫などの照明や設備を遠隔から管理・制御できるサービスの提供などをイメージしている。
例えば、鍵と錠の専門メーカー、ゴールと連携し、同社が提供しているマンションの宅配ロッカーやエレベーターなどのシステムと組み合わせたサービスを検討している。全国221店舗のゴールメンテナンスステーションを活用し、プラットフォームを活用したサービスのメンテナンスの提供も視野に入れる。
また、ソニーグループとの連携も検討している。例えば、ソニーネットワークコミュニケーションズのスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」と連携したサービスの提供の可能性も示唆した。
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