2021.12.10

ハウジング・トリビューンVol.632(2021年23・24号)

2021年 重大ニュース 新時代のターニングポイント

脱炭素、自然災害、コロナ、デジタル化…
社会課題解決への胎動

2021年は社会環境が大きく変わるターニングポイントになった年と位置づけられるのではないか。
“温室効果ガス46%削減”が打ち出され、環境対策が急ピッチで進み始めた。
新型コロナウイルス感染拡大が最悪の状況となるなかでウィズコロナの暮らしの模索が進んだ。
熱海での土砂災害は風水害の地盤リスクをあらためて突きつけ、その対策が急がれている。
デジタル田園都市国家構想が打ち出されるなど、先端技術の実装による社会変化の姿がリアルに提示された。
東京オリンピック・パラリンピックは、混乱のさなかの開催ながらも日本が次代へと引き継ぐべきレガシーをあらためて見つめる機会になったのではないだろうか。
こうしたエポックメイキングな出来事は、これからの住生活産業のあり方に直接・間接に影響を及ぼす。
2021年に起こった“重大ニュース”をハウジング・トリビューンが住生活産業の視点からピックアップした。

目次

HTʼs eyes

水素活用の街づくりが始まった
新たな発想で、社会課題を成長機会に

2021年 重大ニュース
新時代のターニングポイント

INTERVIEW

国土交通省 住宅局 安心居住推進課長 上森康幹 氏
サ高住の新たな展開は地域価値の向上につながる

巻組 代表取締役 渡邊享子 氏
空家活用はビジネスになり得るのか

スマカチ通信 共働き世帯に響く「家事短」を提供する家づくり

TOPIC&NEWS

「こどもみらい住宅支援制度」創設
「デジタル田園都市」実現へ新交付金
分譲マンションでZEH標準化が加速
月面無人建設の技術開発が始動

収益アップにつながるツール活用術
DXツールを使いこなす

2021年 市場から注目を集めた
建材・設備商品30選

CLOSE UP

YKK 不動産 高層木造でパッシブタウン第5街区を建築

連載

Agora「太陽光発電の設置率6割に向けて」
東北芸術工科大学 教授・みかんぐみ 共同代表 竹内昌義 氏
京都大学大学院 経済学研究科 教授 諸富徹 氏

FLASH

パナソニック ホームズ 全館空調の健康効果で実証研究
(一社)住まいの屋根換気壁通気研究会 外皮マイスター資格試験に150人超が応募
安心計画 ANDPADとのデータ連携を可能に
Qrio 暗証番号で施解錠等、新製品5種を発表
YKK AP 内装ドア「ファミット」のバリエーションを拡充
立川ブラインド工業 間仕切「プレイス スウィング」の機能を拡充

Channeling Data

SUUMOリサーチセンター 「注文住宅動向調査」
YKK AP 「生体認証に関する生活者の意識調査」