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2021.11.16

ポラスグランテック、重量鉄骨造9階建てビルを竣工

ビル、事務所建築の提案を強化

ポラスグループのポラスグランテックは、埼玉県越谷市に重量鉄骨9階建てのオフィスビルを竣工した。グループ内で唯一、鉄骨造を扱える強みを生かして、賃貸住宅に加えて、ビル、事務所建築の提案を強化する。


第一エネルギー設備の本社ビルの外観。ブラウン系の外壁材、木目調のルーバーなどを採用。暖かみのある外観で地域に馴染むように配慮した

ポラスグランテックは、1978年の創業以来、ポラスグループの土地活用専門部門として、さまざまな種類の建築を請け負ってきた。主力事業として「GRANSSET(グランセット)」のブランドで賃貸住宅の提案を強化。重量鉄骨造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造と、さまざまな構造で住宅商品を持つ。

差別化された商品ラインアップで、売上高は、2018年度が34億7000万円、19年度が39億4600万円、20年度が31億1100万円、21年度(見込み)が48億5000万円で推移。受注棟数も、18年度が27棟(内非木造は9棟)、19年度は24棟(同5棟)、20年度は25棟(同10棟)、21年度(見込み)は38棟(同20棟)と、順調に推移する。

S造ビルの提案も強化
売上高100億円へ

ポラスグランテックでは、土地活用の選択肢として、賃貸住宅のほか、店舗・施設・事業用ビル、注文住宅、法人・事業者向け社屋・寮の建設にも対応。さらにアパート改修工事・大規模修繕工事も手掛けている。

今回の重量鉄骨造9階建てビルは、ポラスグランテックが設計・施工を担った。延べ床面積は約3700㎡。受注総額は約12億円。同社がこれまでに手掛けたビルの中でも最大規模のものになる。ポラスグループでプロパンガス事業を展開する第一エネルギー設備の本社ビルで、第一エネルギー設備のほか、ポラスのリフォーム、ポラスグランテック、ポラスオーナーズが入居。1階には、土地活用相談や契約後の打合せがゆったりと行える打合せスペースを併設。土地活用・税務・改修工事などの相談に対応する。また、ビル屋上には16.12kWの太陽光発電システムを搭載。年間推定発電量は1万8409kWh。CO2換算で7686kg削減の環境貢献効果を発揮する。

ポラスグランテックの伊藤賀一取締役は、「鉄骨造を扱える強みを生かして、ビル、事務所建築の提案も強化していきたい」と話す

同社の伊藤賀一取締役は「ポラスグループで非木造の建築を行っていることはあまり知られていない。売上高を50億円、100億円と伸ばしていくために、グループ内で唯一、鉄骨造を扱える強み、営業から設計、施工まで一気通貫で対応できる強みを生かしてビル、事務所建築の提案も強化していきたい」と話す。

過去にポラスグループで店舗やアパートを建設したオーナーから、テナントビルの建設を請け負うケースや、同社が建てた企業の社屋外観を別企業が見て気に入り、社屋建て替えを請け負うケースなど、成功事例も積み重なってきている。そのほか、業務提携する金融機関から取引企業を紹介してもらい、本社、支社ビルなどの建設を提案する営業活動も強化していく方針だ。

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