威勢よく“ウッド・チェンジ”/足腰を鍛えてこその木造推進

威勢よく“ウッド・チェンジ”

木材を使え、使えと“ウッド・チェンジ”の大合唱だ。これまでの公共建築物に絞っていた木材利用促進法が公共建築を取っ払って民間建築物や中高層建築物など建築物全体に拡大する促進法へと改正され、脱炭素社会の実現という大義をつけて10月1日から施行されたのだ。施行と歩を合わせて10月を「木材利用促進月間」とし、「木」という漢字は十と八から成るということで10月8日を「木材利用促進の日」とも定めた。さらにウッド・チェンジを国民運動にしようということで農水省、国交省、経産省、環境省、総務省など関係省庁による木材利用促進本部(事務局・農水省)が設置され、加えて主要経済団体、住宅・不動産団体、森林、林業・木材関係団体など民間団体や企業を糾合した官民連携組織“ウッド・チェンジ協議会”も発足した。ウッド・チェンジは住宅分野もさることながら中高層の木造ビルや中高層マンションをはじめとする中大規模木造建築に狙いを定めている。


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