少子高齢化:「高齢社会白書」「少子化社会対策白書」「男女協働社会参画白書」

変わる社会 変わるくらし ②

【高齢社会白書】歯止め利かぬ高齢化 後期高齢者と単身高齢者の増加が顕著に

我が国では高齢化が進んでいるが、なかでも後期高齢者と単身高齢者世帯の増加が顕著だ。
今後はこれらの世帯の需要に応じた住まいの整備がより求められる。


■65歳以上の一人暮らしの者の動向  出典:高齢社会白書

高齢化率は3割に
75歳以上の後期高齢者が増加

我が国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は1950年には5%に満たなかったが、1970年に7%を超え、さらに、1994年には14%を超えた。高齢化率はその後も上昇を続け、内閣府の「高齢者白書」によると、2020年10月1日時点で28.8%に達している。

65歳以上人口のうち、「65〜74歳人口」(前期高齢者)は1747万人(男性835万人、女性912万人)で総人口に占める割合は13.9%。さらに、「75歳以上人口」(後期高齢者)は1872万人(男性739万人、女性1134万人)で、総人口に占める割合は14.9%であり、65〜74歳人口を上回っており、”高齢者のなかの高齢化”が進行している。

2065年には高齢化率は4割に
75歳以上も3割に上昇


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