2021.9.7

パナソニック ハウジングシステム事業部、システム収納「キュビオス」、18年ぶりに刷新

在宅ワークや家事ラクなど、新常態の暮らしに対応

パナソニックはシステム収納「キュビオス」を18年ぶりに刷新した。在宅ワークなどのニューノーマルな暮らしの変化に対応したプランを展開し訴求力を高める。


パナソニックはシステム収納「キュビオス」を2003年に発売。箱型のユニットと扉などを自由に組み合わせて美しく機能的に収納できる商品として、リビングやダイニング、個室などの様々な空間への導入を提案している。同社が今年4月に1万1491人を対象に実施した調査によると、約半数が家で過ごす時間が増えたと回答。さらに、在宅時間や在宅ワークの増加に伴い、「家での仕事がはかどる快適なスペースが欲しい」、「家事や片付けを効率よく行いたい」「おうち時間を楽しむ心地よい居場所をつくりたい」といった声が多く寄せられ、コロナ禍で住宅内でのニーズがより多様化してきた。こうしたことから、パナソニック ハウジングシステム事業部はシステム収納「CUBIOS(キュビオス)」を10月1日に18年ぶりにリニューアルする。

キュビオスでは、ニューノーマルな暮らしに対応する豊富なプランを提案する。

「夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース」プラン

例えば、「夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース」プランを提案。資料や仕事用具を棚や引き出しにすっきりしまえる収納ユニットに加え、2つのオープンデスクユニットを導入することで、共働き夫婦でも仕事場を確保できるようにしている。

ランドリールームに収納スペースをプラスした「洗濯から収納までできるランドリールーム」プランも用意。洗濯機を置けるスペース、アイロンがけを行える台、衣類をしまえる引き出しやクローゼットを備えることで、洗濯に関わる家事をより効率的に行える。

ランドリールームに収納スペースをプラスした「洗濯から収納までできるランドリールーム」プラン

施工性も向上させる。部材点数を従来よりも約3割削減し、施工時間の短縮を図る。

販売については、主にハウスメーカーや工務店などの住宅事業者や、リフォーム事業者を通じて行っていく。全国63カ所のショールームにモデルプランを置き、「事業者が施主を連れて全国どこでも実際に見て確認できることを強みに訴求していきたい」(建築システムBU 営業戦略企画部 鈴木憲子氏)としている。

加えて、3Dで完成イメージが直感的にわかるWEBのプランニングソフト「アイハウズプラン」を新たに導入。ウェブ上でユニットやパーツを選び、組み合わせて配置するだけで、自分だけのシステム収納のプランを作成でき、見積もりや図面も確認できるようにした。コロナ禍で家で過ごす時間が増えたことで、家の環境をより快適にしたいと考え、ウェブで理想のイメージを探す人が増えている。同社ではこうした傾向をチャンスと捉え、アイハウズプランの提供を通じ、ウェブを通じた訴求にも力を入れていきたい考えだ。

販売目標は非公表だが、「ニューノーマルな暮らしに対応した住環境づくりを行いたい需要は増えており、これを追い風にこれまで以上に販売を伸ばしていきたい」(同)としている。

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特集:

木促法改正で市場拡大に期待

利用期を迎えた国内の森林資源の活用、また、SDGs、脱炭素化といった観点から、木造建築推進の機運が高まっている。
2021年6月には、公共建築物木造利用促進法(木促法)が改正され、脱炭素社会の実現に向けて、一般建築も含めて、木造化を推進していく方針が打ち出された。
市場拡大への期待が高まる中で、事業者の動き、木造建築を建てやすくする技術開発が加速する。
中大規模木造市場攻略のポイントはどこにあるのだろうか。

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