創立70周年のテーマは「天然木第一主義」価値を伝え、床にこだわりを持つ層を創出

朝日ウッドテック 代表取締役会長 海堀芳樹 氏

銘木業を起源とする朝日ウッドテックは2022年度、創業110年、創立70周年を迎える。
同社の海堀芳樹代表取締役会長は、「創立70周年の大テーマとして『天然木第一主義』を掲げた。
天然木の本質美を引き出す技術を磨き、上質な製品づくりを通じて、人と自然がつながる豊かな暮らしの実現に貢献していきたい」と話す。

海堀芳樹 氏

──新型コロナウイルス感染拡大の影響、直近の状況についてお聞かせください。

2019年10月の消費税増税の反動減を見込み、厳戒態勢を取っていましたが、そこに新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、想定を上回る大きな影響が出ました。

当社のフラッグシップ製品である無垢材挽き板フローリング「LiveNaturalプレミアム」を中心に、当社製品は大手住宅会社様からの採用比率が高いのが特徴です。2020年4月に緊急事態宣言が発出された期間は、住宅展示場などは封鎖を余儀なくされ、営業活動は大幅に制限されました。これに伴い、当社も商談をストップせざるを得ないといったことが起こりました。2020年度の売上高は、前年度比12%減となりました。

しかし、コロナ禍で、より快適な住まいへのニーズや、密を避けるために郊外へ移住したいといったニーズが高まり、今年度に入り、大手住宅会社様の受注状況は上向いてきています。これに伴い、当社の4月〜6月の販売実績も前年同期比10%増で推移しています。ただし、コロナ禍前の2019年度の水準にはまだ戻っていません。

さらに、ここにきて新型コロナウイルス感染拡大の第5波の兆しが鮮明になってきています。ウッドショックや鋼材価格上昇の影響も気になります。9月末には、10年から13年に延長された注文住宅の住宅ローン控除期間が一旦切れます。新築住宅の受注の好調がいつまで続くのか。先行きが見通しにくいことも事実です。

安らぎ、心豊かな暮らしのために内装の床材には天然木を

──コロナ禍により、消費者のニーズに変化は起こっていますか。

コロナ禍でおうち時間が増えたことで、安らげる住まい、住空間、内装へのニーズはこれまで以上に高まってきていると感じています。


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