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2021.7.26

Log build、施工管理ロボット、VR施工管理システムを本格展開

テクノロジーで現場監督の移動時間をゼロにする

Log buildはリモートで施工現場を管理するロボットと、日本初のVR施工管理システムの本格販売を開始した。DXにより「現場に行かない効率的な管理」を実現する。


Log build(ログビルド、中堀健一代表取締役、神奈川県藤沢市)が「log build ローンチイベント 建築の未来」を開催、リモート施工管理ロボット「Log Kun(ログくん)」、国内初のVR施工管理システム「Log Walk(ログウォーク)」の本格販売を開始すると発表した。

「特に中小工務店で人気が高い」と「ログくん」の説明をする中堀代表取締役

「ログくん」は、360°カメラとマイクがついたロボットで、アプリを使って現場監督のPC、スマホといったデバイスからラジコンのように簡単に操作できる。現場の状況を映像や写真で写すだけでなく、マイクとスピーカーで職人とコミュニケーションができる。また、写真に書き込みをして現場への指示出しやチャットも可能だ。つまり、無人の時にも現場をチェックでき、自分のアバターとして職人と意志疎通することが可能になるわけだ。

一方、「ログウォーク」は、設計担当者や現場監督がスマホなどからクラウド上のVR空間で現場の状況を共有できる日本初のソフトウエア。ログくんや、現場の職人などによる360°カメラによりVR画像を生成し、オフィスからタブレットなどで現場の状況を見ることができる。例えば、指定と違う箇所について画面上で指示したり、コメントをすると職人のスマホに連絡がいく。また、現場からの問い合わせなども可能で、現場に行かなくてもコミュニケーションを深めることができる。さらに、現在開発中なのが寸法と進捗状況を自動で測り、表示する機能。現場監督は絶えず現場でスケールを当てているが、これを画像解析で行う。また、現場監督の重要な仕事である進捗管理を、壁〇〇%、天井〇〇%と割り出すものだ。現場監督不足のなか、現場での仕事を合理化することが可能になるもので、ここ1~2年の内の実現を目指しす。

2025年までに
建設業者の10%の採用を

「現場監督の業務量は非常に多いが、8時間のうち3.5時間は移動に費やしている。この非生産的な時間を、テクノロジーを入れることでゼロにする」(中堀代表取締役)と、ログくん、ログウォークの目的は現場監督の負担を減らすことにある。オフィスにいながら進捗状況を確認でき、指示が出せ、職人たちともコミュニケーションが取れることで、「現場に行かない効率的な管理」により業務を効率化、その分をクリエイティブな仕事に回すことができる。

人手不足などを背景に、特に中小の工務店では「ログくん」の人気が高く、扱う物件数が多いハウスメーカーなどでは「ログウォーク」の導入意欲が高いという。「ログくん」は、2021年3月から先行申込者向けにサービス利用を展開、40社、120台に納入してきたが、この7月1日から本格的に販売を開始、利用はサブスクリプションで、月額一台5万円。一方、「ログウォーク」の価格は月額平均7~10万円で、7月1日から全国の工務店に向けて展開、2025年までに国内約15万の建設業者の10%のシェアを目指す。

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特集:

住産業はどう対応する?

社会が大きく変わりつつある。
環境対策は待ったなしの緊急課題で、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが急展開している。
少子高齢化は、わが国の人口構成を大きく変え、これまでになかった社会を迎えつつある。
また、地震や台風などの自然災害の激甚化・頻発化は気候変動への対策とあわせ、その対策が強く進められつつある。
さらにコロナ禍は、働き方改革やデジタル化を好むと好まざるとにかかわらず、強制的に進めることになった。
こうしたなかで人々の暮らしも変わりつつある。
生活を支える住産業は、こうした変化にどのように対応していくのか──。
各省庁がまとめた白書をベースに、さまざまなデータを紐解いた。

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