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2021.6.16

アールシーコア、20年度は赤字も21年度は増収増益を目指す

新旗艦展示場でのファン化推進などで受注増へ

アールシーコアの2020年度の業績はコロナ禍の影響を受け赤字となった。2021年度は4月にリニューアルオープンした旗艦展示場や全国での分譲住宅開発を進め、増収増益を目指す。


「BESS」ブランドで、ログハウスを中心に木の魅力を生かした住宅FC事業を行うアールシーコアBESS事業本部は、2021年3月期(2020年度)の業績を発表した。

連結の売上高は前年同期比10.4%減の157億900万円、営業損益は2億5200万円の赤字、連結契約(受注)高は同18.7%減の136億1300万円、期末契約(受注)残高は126億4900万円となった。

業績落ち込みの大きな理由は、新型コロナウイルス感染拡大が集客重視の営業に影響を与えたため。同社では、単独展示場を主軸とした「農耕型」の営業活動を行っているが、感染防止のための行動制限などにより、展示場への新規来場者数は前年度比42%減少、契約高も同19%減となった。また、コロナ禍で着工が遅延し工期が長期化したことや、一部販社への貸倒引当の計上なども業績悪化の要因としている。

セグメント別に見ると、東京、神奈川の直営展示場を拠点に、直接の工事元請契約によるBESS企画型住宅等の提供を行う直販部門は、売上高が着工スケジュールの長期化等の影響により49億7000万円(前年度比2.9%減)となったが、部材キットと施工に関する粗利益率の改善などで営業利益は5億5600万円(同54.8%増)となった。

また、BESSブランドの企画住宅FC事業を行う販社部門については、売上高が着工スケジュールの長期化等の影響や受注減少によるロイヤリティ収入の減少などにより74億4400万円(前年度比25.0%減)、営業利益は4億1300万円(同63.7%減)となった。

コロナ禍の郊外・地方需要も取り込み
21年度は黒字転換へ

2022年3月期(2021年度)の連結業績は、売上高が165億万円(前年度比4.5%増)、営業利益が3億円(前年度は2億5200万円の損失)、連結契約(受注)高が同27%増の173億円と、増収増益を予想している。

業績回復に向けた取り組みの一つが、4月にリニューアルオープンした旗艦展示場「MAGMA」(東京)を中心としたBESSファンの拡大だ。同展示場はこれまで事務所棟だった建物を建て替え、シンボルとなる「センタードーム」を新たに設置。来場者との商談の場とするだけでなく、オンラインイベントなども開催し、「住むより楽しむ」というBESSのブランドメッセージを広く伝えていく場にしていこうとしている。リニューアルオープン後1か月での来場者数は約830組と順調に集客できており、通期で1000棟超の受注回復を目指す。

また、コロナ禍でテレワークを前提に、郊外や地方の自然豊かな場所で暮らしたいニーズが高まっているが、アールシーコアはこうしたニーズをサポートする新提案「梺ぐらし」の全国展開も行い、業績回復につなげる。全国の郊外エリアで用地を取得し、BESSの住宅と併せて、分譲住宅として販売する。すでに21年3月時点で全国12箇所(約100区画)でプロジェクトを進めているが、今後30箇所程度まで増やしていきたい考えだ。地域の不動産事業者や地主、企業、自治体などと繋がりを持ちながら、分譲用地の確保を目指す方針だ。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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