おうち時間の増加で資格取得に注目

コロナ禍で受験しやすい環境整備も

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛から、おうち時間が増え、住宅への関心が高まっている。快適な住まいを求めて転居やリフォームを検討したり、リモートワークの普及を背景に多拠点居住を模索したり、住宅産業にとっては絶好のビジネスチャンスだ。

住まい手のニーズが多様化する昨今、住宅需要者への提案は無限にある。そこで重要となるのが、住宅関連の知識を豊富に持つ有資格者の存在だ。

自らインターネットで情報を収集、整理した上で、住宅購入やリフォームをする住まい手が、コロナ禍をきっかけに急増。住まい手の食指を動かすためには、これまで以上に、より専門的な情報を分かりやすく発信するなどの工夫が求められる。

コロナをきっかけに受験方法などを見直す動きもある。例えば、試験の場所や日時を柔軟に選べるCBT方式を導入したり、自宅に居ながら受験勉強ができるe-ラーニング方式を取り入れたりするなど、本業を持ちながら資格取得を目指す人にとっては良好な環境が整いつつある。

知識は身を助く──。住宅関連の資格は、その知識を蓄積する上で、この上ないツールだ。今こそ、有資格者を増やし、他社にはない独自性のある、住まいの提案を住宅需要者にしたいものだ。

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ハウジング・トリビューンVol.626(2021年17号)

特集:

木促法改正で市場拡大に期待

利用期を迎えた国内の森林資源の活用、また、SDGs、脱炭素化といった観点から、木造建築推進の機運が高まっている。
2021年6月には、公共建築物木造利用促進法(木促法)が改正され、脱炭素社会の実現に向けて、一般建築も含めて、木造化を推進していく方針が打ち出された。
市場拡大への期待が高まる中で、事業者の動き、木造建築を建てやすくする技術開発が加速する。
中大規模木造市場攻略のポイントはどこにあるのだろうか。

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