グローバルな知見を生かし環境活動をビジネスと社会事業に繋ぐ

熱海で「未来創造部」を創業 

環境ジャーナリスト・翻訳家として知られる枝廣淳子さんが熱海に環境活動をビジネスと社会事業に繋ぐ会社「未来創造部」を創業した。パートナーで副社長となったのは、熱海で舟艇の管理を行う「熱海マリンサービス」の光村智弘社長。

場所はJR熱海駅から徒歩15分の熱海市渚町。すぐ目の前は海が広がる。

会社の建物は5階建てで、かつて美術館として使われていた。1階はエステテックルームだった。10年近く空きスペースになっていた。オーナーから光村さんが相談を受け、枝廣さんと共に1階から3階までを借り受け新会社としてスタートさせた。内装を手掛けたのは睦月建築工芸の太田大翔さん。太田さんは熱海を中心に建物のリノベ―ションを手掛けるほか、森林保全で間伐のボランティア「熱海キコリーズ」のメンバーでもある。

1階カフェ。インテリアには再利用された家具や小物が使われている

2階にイベントやコワーキングができるスペース、3階に事務所とコワーキングスペース、1階にカフェバー「マリンスクエアcafe」を開いた。内装の色調は海と調和させたものだ。カフェは地域の環境活動をしている方が集まり情報交換の場に。2階では企業連携のセミナー。3階には独立した部屋もあり会議や商談に使われている。

2階コアワーキングスペース。企業向けセミナーや地元の絵画教室でも使われている


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