2021.4.1
空き家への関心高まる コロナ禍で多居住拠点や移住で注目
空き家活用代表取締役CEO 和田貴充 氏
コロナ禍で、再び注目されている多居住拠点や首都圏からの移住。そこで関心が高まっているのが空き家の利活用だ。空き家情報サイト「空き家活用Lab」を運営する、空き家活用代表取締役CEOの和田貴充氏に、この1年の空き家の動向などを聞いた。
──空き家情報サイト「空き家活用Lab」の2020年度PVランキングを発表されました。
この空き家活用Labをスタートしたのが2019年11月。20年2月で月間2000PVぐらいだったのですが、今は月間で5万PVまで伸びており、さらに増加を続けています。その理由として最も大きいのは、コロナ禍での多居住拠点や首都圏からの移住への関心が高まったことです。
PV数が増えるに連れ、「空き家を借りたい、買いたい」という問い合わせが特に増えました。それが顕著に空き家活用Labのアクセスに現れました。20年度1年間でのトップは「0円で手に入る!?無料で空き家を手に入れるメリット・デメリットとは」。2位以下は「空き家の購入 競売物件に素人が手を出しても大丈夫なのか?」、や「空き家の火災保険おすすめは何か? 空き家における放火リスクと対策について」でした。
──なぜ、コロナ禍で空き家への関心が高まったと。
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