リビタ、高級リノベ「R100 TOKYO」を推進
リビタは、100㎡以上の高級リノベを推進する。今回、東京港区で従来より内装の独自性を高めた住戸が竣工。今後も東京都心で海外富裕層やIT経営者などの富裕層をターゲットに提案を行っていく方針だ。
内装の独自性を高めた住戸が竣工
⽇本の富裕層の世帯数は年々増加し続けているが、一方で、東京23区内では、富裕層のニーズを満たす100㎡を超える高額マンションは年々減少し、新築では全体の約1%しか存在しない——。
こうしたことから、リビタは都心マンションでも専有面積の広い住戸に住みたいといった富裕層のニーズに応えるため、2013年から、立地と資産価値にこだわった都心の専有面積100㎡超の中古マンションを取得し再販するサービス「R100 TOKYO」を展開し、これまでに、208⼾を供給してきた。
一方で、昨今の都心高級マンション市場では、広い居住面積に加え、インテリアのオリジナリティを重視するニーズがより高まっているという。こうしたことから、今回、リビタは東京都港区の中古マンション「オパス有栖川」の一部住戸を取得し、インテリアのオリジナリティをより高めたR100 TOKYOのリノベーションを実施、9月に竣工した。
GINZA SIXも手掛けるデザイナーのニコラ氏に内装を依頼
オパス有栖川では、東京・銀座の大型商業施設GINZA SIXの共用部内装を担当するなど、国内外で評価の高いデザインスタジオ・キュリオシティのグエナエル・ニコラ氏に、リノベーションの内装デザインを依頼。ニコラ氏を通じて、これまでより一層、オリジナリティの高さにこだわったインテリアの提供を目指した。
例えば、エントランスやリビング、廊下などにミラーを多用することで広がりを持たせる独自の空間を創出。加えて、ニコラ氏が選んだアーティストにより、16点のオリジナルアート・プロダクトを制作、各所に配置することでアートギャラリーやリゾートホテルのような空間の演出を実現している。
リビタは、今後もデザイナーや建築士などとコラボレーションし、インテリアのオリジナリティを高めたR100 TOKYOの高級リノベーションを進めていきたい考え。東京都の港区や渋谷区を中心に、1億〜7億円前後の販売価格帯で供給を行なっていく。専有面積は100㎡超を中心に、200㎡超の大型住⼾の供給にも積極的に取り組んでいく方針だ。
また、R100 TOKYOでは、昨年11月にウェブメディア「Curiosity」を立ち上げ東京の建築やカルチャー、アート、デザインなどの情報を提供しているが、今後はCuriosityを通じ、暮らし関連のサービスも提供していきたい考えだ。
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