森林〜製材〜木材販売を一貫経営 最適コーディネートで木の価値を最大化

能口秀一社長

(有)ウッズ(兵庫県丹波市、能口秀一社長)は森林経営から製材、木材販売までを一貫体制で手掛けている木材業者である。一連の事業を濃密に連携させることにより、山の木の価値を最大限に引き出す木材利用をコーディネートするのが同社のモットーである。そのために各段階で木の個性を見極め、それに即した取り扱いを実践している。2回にわたり、その取り組みを見ていく。

自社で番付した材料を販売

木の特性を見極めて最適な番付を行う

ウッズは兵庫県内の製材所に勤務していた能口氏が設計士の安田哲也氏(現同社取締役)とともに2004年に創業した(両氏はその後、2009年にNPO法人サウンドウッズも設立。同法人では安田氏が代表、能口氏が副代表となり、公共木造のコーディネート業務や木材コーディネーターの育成を手掛けている)。


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。