建材 |  2020.7.31

YKK AP、オンラインで入社式を開催

世界で存在感のある建材メーカーに

新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期していた黒部会場(富山県黒部市)での入社式を開催した。堀秀充社長は、「世界で活躍できる存在感のある建材メーカーを目指そう」と呼びかけた。


新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、富山県内を中心とする計12会場をオンラインに接続し、各会場において「会場定員の半数以下の人数(会場の分散)」、「会場での換気の実施」、「マスクの着用徹底、消毒用アルコールの準備」、「式次第の省略など開催時間の短縮」、「新入社員の健康状態確認」などの配慮を行ったうえで7月6日、入社式を開催した。

黒部会場以外の全国13会場では、各地域で採用されたエリアをまたいでの移動を伴わない新入社員を対象に、4月に入社式および導入教育を実施しており、7月6日の入社式には、2020年度の新入社員328人(内訳は大学・大学院卒が106人、高専卒が222人、昨年度実績は286人)のうち、156人が出席した。

YKK APの堀秀充社長は、新入社員に向けた式辞で「皆さんが活躍する舞台は、日本のみならず、海外になる。海外では、資本が入っているからといって尊敬はしてもらえない。技術の高さ、知識、考え方が問われる。国内から海外の仕事をできるよう推進し、世界展開を強化していく。海外の売上を現在の1割から将来的に5割にまで高めていきたい」と呼びかけた。

新型コロナ感染拡大防止の観点から、富山県内を中心とする計12会場をオンラインに接続し入社式を開催した

自分自身に付加価値付け世界で活躍できる人材に

YKK AP堀秀充社長の式辞

堀社長は「真剣に考え、深刻には考えない」という10年前から新入社員に呼び掛けている言葉も贈った。「深刻に考えるのは、怒られるのではないかと心配しているとき」(堀社長)

コロナ禍を受け事業を取り巻く環境は非常に厳しい状況だが、ようやく少し先が見えてきました。4、5月の売上げは前年同月比2割減となりましたが、6月には95%まで回復してきています。

このコロナ禍での変化は、プラスに働く「チャンス」でもあります。「換気」、「非接触」が注目され、商品の機能として求められています。また、在宅勤務が増えたことにより「住まい方の変化」、「住む場所の変化」も起きています。この変化に柔軟に対応し取り組んでいかなければなりません。

皆さんが活躍する舞台は、日本のみならず、世界になっていきます。これからは海外の課題を国内から解決することもできる時代。国内から海外の仕事をできるよう推進し、世界展開していきたい。現在のAPの売上げの9割は国内だが、将来的に海外の売上を5割にまで高めていきたいと考えています。

会社はたくさんの機会を用意し人材教育に力を入れています。ぜひチャンスを生かしてほしい。先輩や上司に遠慮せず、どんどんアイデアを出す「出る杭」、「とがった人材」になってもらいたい。しかし、「とがらない人」もいていい。社員一人ひとりの活性化が社員力となり、事業の継続、発展につながっていきます。ぜひ自分自身に付加価値をつけてください。一緒に成長して「世界で活躍できる、存在感のある建材メーカー」を目指しましょう。

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