NITTO CERA、トイレを通じた見守りサービスを開発
使用頻度の把握で親と緩やかにつながる
NITTO CERAはノバルスと、トイレの使用頻度の把握を通じた見守りサービスを共同開発した。日常的に使用頻度を把握することで親と緩やかにつながれるようにする。
LIXILグループで住宅設備機器販売を行うNITTO CERA(愛知県常滑市・浅野靖司 取締役社長)は、IoTを活用した新たな見守りサービス「omu(オム)」を、ノバルス(東京都千代田区・岡部顕宏 代表取締役)と共同開発した。
離れて暮らす親に対して、健康状態などを心配していながらも、用事がないと気恥ずかしくて自分からは年に数回程度しか連絡を取らない——。「omu」の主な提案対象はこうした層だ。
NITTO CERAが行なったアンケートやモニターによる調査によると、離れて暮らす親に対して日常的に連絡を取らないことに対して、罪悪感を覚えている人が多いという。
NITTO CERAの浅野靖司社長は「日常的に親の生活を見守るサービスを提供することで親と緩やかにつながり、こうした罪悪感を取り除きたいと考えた」とomu開発の経緯を話す。
トイレタンクに置くだけ
月額980円で導入可能
「omu」は親のトイレの使用状況をIoTを活用した仕組みを通じて知ることで、親を日常的に見守ることができるサービスである。
トイレのタンク上の手洗いボールに「omu」の機器を置いて使用する。親がトイレを使用し蛇口から水が流れると「omu」がそれを感知。トイレを使用するたびに、使用記録のデータがアプリ上に蓄積される。
一定期間トイレを使用していない時や多頻度の時など、通常時の使用とは違った場合に、子ども世帯のスマートフォンにアラート通知が来る。また、トイレの使用記録はグラフ化して見ることもできる。
アプリにはチャット機能も搭載しており、子ども世帯のスマートフォンにアラート通知が来た時に、気軽にチャットを通じて連絡を取ることもできる。「omuが見守りとしての機能だけでなく、離れて暮らす親と子のコミュニケーションを促す効果も発揮してくれたら嬉しい」と、浅野社長は期待する。
「omu」では、できるだけ見守りサービスのハードルを下げるようにしている。設置方法は、トイレタンクに置くだけで、設備工事は必要ない。月々の支払いは使用料980円に抑えることで、手軽に使い続けられるようにした。
販売はクラウドファンディングサイト「Makuake」を通じ行うが、それ以外の既存の商流での販売も検討している。
また、「omu」の機能を搭載したLIXILのトイレ新製品の開発も検討していきたい考えだ。
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