マルホン、西日本エリア開拓に向け福岡ショールーム開設

マルホン 代表取締役社長 加藤拓 氏

無垢木材を活用した高付加価値提案で差別化

無垢フローリングを中心に内装建材の開発・製造・販売を行うマルホンは福岡に西日本エリア初となるショールームを開設した。同社の加藤拓代表取締役社長は「高付加価値の無垢木材を活用した内装空間全体のコーディネート提案でファンを増やし、西日本市場の需要を開拓していきたい」と話す。

マルホン 代表取締役社長 加藤 拓 氏


──西日本エリア初となるショールームを福岡に開設しました。

無垢木材を中心としたフローリングや階段、框、カウンターといった内装建材を扱う当社が、販売、マーケティングを行う上で、非常に重要な役割を果たしているのがショールームです。商社を介して仕入れや販売をする建材メーカーが多い中で、当社は、国内、海外の製材所などと直接取引して無垢木材を仕入れ、製品化しハウスメーカーや工務店に販売しています。地元静岡の天竜材や北米産広葉樹を中心に、世界各国から集めてきた40〜50樹種、300以上の多彩な商品ラインナップがあります。ここまでの数をそろえ、販売しているのは、世界でも当社だけではないでしょうか。こうした当社ならではの特長を活かしてショールームを通じて、できる限りエンドユーザーに近いところで無垢木材を訴求することで差別化を図っています。

福岡ショールームの内観。壁前面に張り巡らされた木製棚には、無垢フローリングのカットサンプルが並ぶ。1階には打ち合わせ用のカウンターを設置した


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