東京から龍神村に移住 ジャムづくり、カフェ経営などで生計 空き家をリフォームしてゲストハウスに 

case4. 和歌山県田辺市その⑤

和歌山県田辺市龍神村。標高300~500m。森林率70%。市街地から車で1時間の山間地。
2016年、長男・金丸知弘が妻・りさ、娘・ちなと移住。住まいは龍神村が合併前に紀州材を使い6棟を建てたアーティスト向けの「アトリエ龍神の家」。空いていた1棟に入居した。
家賃は3LDKで2万5000円。1階が20畳、2階のリビングは8畳半。ほかに2部屋。お隣さんの協力も得てリノベーションし『食品工房CONSERVA』を創った。
和歌山は梅やミカン、レモン、タンカン、キウイなど果樹が多い。それらでコンフィチュールやジャムを中心に加工品を作り始めた。店ではコーヒーや軽食も提供している。


カフェの売り上げは約150万円。ほかに地域でのイベントの出店、ケータリング、料理の講師、講演などで年商は約450万円。妻・りささんは、介護ヘルパーの資格を東京で取得していたことから、デイサービス、訪問ヘルパーとして地元で働くようにもなった。


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ハウジング・トリビューン Vol.605(2020年17号)

特集:

ターニングポイントを迎える防災・減災

国をあげた防災・減災対策の取り組みが加速している。
キーワードは“気候変動×防災”だ。
これまで進めてきたダムや堤防などハードを重視した対策だけでなく、「危ない土地に住まない」、「自然の機能を活用する」など「災害をいなす防災」も重視するスタンスへのシフトである。
各省庁の施策も、自然生態系の活用やグリーンインフラの整備、ハザードエリアの利用規制、流域治水など、これまでとは異なる新たな取り組みが目白押しだ。
猛威を振るう自然災害のなか、まちづくり・家づくりにも新たな対応が求められる。

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