その他 |  2019.9.24

YKK AP、パンチングパネル付き網戸を発売

園舎の安全・運営管理ニーズに対応


YKK APは園舎向けの可動網戸「WS10E型パネルスクリーン」を発売する。安全と運営管理のしやすさを求める園舎のニーズに対応する。


核家族と共働きの増加で2015年ごろから、幼稚園・保育所の数が増加している。厚生労働省の調査によると、保育所の数は2014年は2万4425所だったが、2018年には3万4763所と、この4年間で1万所以上増えている。

これに伴い、YKK APでは幼稚園・保育所といった園舎において安全への配慮と運営管理のしやすさに配慮した窓まわり建材のニーズが高まると考え、取り組みを行なってきた。安全への配慮といった点では、通行時のつまづき、指はさみ、衝突等を防ぐため、フラット下枠、指挟み防止ストッパー、かまち保護カバーなどを開発、運営管理のしやすさといった点では、開口制限ストッパーや脱着クレセントを用意している。

WS10E 型 パネルスクリーンを施工することで、子どもなどが網戸に衝突して網破れすることを防止できる
子どもが網戸を揺らすことで、網戸が外れて倒れることを防止する「落下防止ワイヤー」(写真)や、柔らかなR形状の中桟を採用し、子どもへの安全性にも配慮

子どもの網戸破りを防止
住宅や高齢者施設へも

今回、YKK APはこうした安全性と運営管理のしやすさに配慮した取り組みをさらに強化し、園舎向けの可動網戸「WS10E型パネルスクリーン」を10月31日に発売する。

WS10E型パネルスクリーンは、網戸下部の室内側に通風性とデザイン性を考慮したパンチングパネルを設けた商品。パンチングパネルにより、子どもなどが網戸に衝突して網破れすることを防止でき、幼稚園・保育園の先生は網戸張り替えの手間がいらない。また、子どもが網戸を揺らすことで、網戸が外れて倒れることを防止する「落下防止ワイヤー」や、柔らかなR形状の中桟を採用し、子どもへの安全性にも配慮。その取り組みが評価され、2019年のキッズデザイン賞も受賞した。

パンチングパネルは施設の特性に合わせ、ポリカーボネート、アルミ、アルミ樹脂複合板の3種から選択が可能。パネルの図柄はかわいいキャラクター柄14種と、シンプルで汎用的な幾何学デザイン14種を設定している。また、イラストデータから好きな図柄を選んだり、フリーハンドで描いた絵をデータ化してパネルを作製することも可能だ。

一方で、YKK APはWS10E型パネルスクリーンをペットや高齢者の網破り対策として、園舎だけでなく、住宅や高齢者施設への提案も行なっていきたい考えだ。YKK APでは「価値検証センター」で、20~50代の成人女性にモニター調査を行なったところ、「自宅で使ってみたい」という感想も多く、一般家庭などでの活用のニーズもありそうだ。

WS10E型パネルスクリーンの参考本体価格は6万円(シルバー色(標準色)、アルミ樹脂複合パネル(イラストなし)、サイズ:1,800mm×2,000mm、網戸ネット種:ポリプロピレンの場合)。

販売目標は2021年度までに3000セットで、売り上げ目標は同年までに17億円としている。



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