積水ハウス、住宅点検にスマートインスペクション導入
人手不足の緩和や顧客満足度向上に貢献
積水ハウスは、ドローンと床下点検ロボット、小屋裏点検ロボットカメラを使って住宅の点検をするスマートインスペクションを導入した。人手不足の解消と同時に、住宅オーナーへのサービスにもつながることが期待される。複数の先進機器を組み合わせて、遠隔で診断する点検サービスは住宅業界で初めてという。先進機器を使った点検とは、どんなものかを取材した。
同社は茨城県古河市にある「関東すまいの夢工場内」で報道関係者を対象に、導入したスマートインスペクションを公開した。
まずは屋根点検のためにドローンを取り入れた。従来の屋根点検は8.4mにも伸びる長い棒に点検カメラを装着。2人がかりで作業を行っていた。高さが限られているため、屋根全景を映し出すのは不可能。何度も場所を移動し、屋根を撮影する。「装置も重たく、夏場の炎天下での作業は一苦労」(同社)という。
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特集:
市場拡大の鍵
戸建、賃貸、マンション、リフォーム、既存住宅流通、移住・住替え…
2021年の幕が上がった。
コロナ一色であったといっていい2020年を経て、新たな年はどのような一年になるのだろうか。
人口減少、少子・高齢化、環境対策への強い要請など社会的な環境変化に加え、新型コロナウイルスの蔓延は住生活産業に劇的な変化を促そうとしている。
新設住宅着工はいよいよ70万戸時代に突入しそうで、新築をベースとした市場はその姿を大きく変えつつあり、既存住宅の取引量が増大している。
また、東京一極集中にストップがかかり、郊外への移住が顕在化し始めた。
一方、環境対策や自然災害対策などにより、省エネや耐震など住宅の性能向上はこれまで以上に強く求められそうだ。
特に空き家問題も踏まえ、既存住宅の利活用、更新が大きな課題となっている。
戸建からマンション、既存住宅流通、移住住替え、省エネや災害対策など、成長の鍵はどこにあるのか──。
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