オピニオン |  2019.3.18

建築を面白くするCLT 

建築を面白くするCLTの新しい使い方を実践した建築物が相次ぎ登場している。ビスメーカーのシネジックは、宮城県仙台市に、CLTの新しい可能性を追求した新社屋を建設した。一級建築事務所ウエノアトリエ(東京都文京区)が設計監理を行った。特徴的なのは、建物全体を覆うシェルのような大屋根だ。通常、軸材のみを用いて屋根を支えるトラスを構成するが、屋根形状が複雑になるほど接合部の設計、加工が複雑になるほか、金物を特注生産する必要がありコストがかさみ、金物が露出することで意匠性を損なうといった課題があった。そこで、同プロジェクトでは、トラスに加わる力を三角形に加工したCLTパネルに集中させ、パネルと、それに沿った軸材をビス止めすることで、合理的に力を伝達できるように工夫。軸材と三角形のCLTパネルがバランスよく配置された意匠的な美しさが目を引くトラスを実現した。


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ハウジング・トリビューン Vol.602(2020年13号)

特集:

エリアマネジメントが鍵に

新型コロナ禍で広がったテレワーク。
このテレワークが住まい手の居住するエリアの昼間人口を押し上げ、“地元”に目を向ける動きが出ている。完全テレワークとなれば、通勤を意識せず、好きな場所で暮らすというケースも増えるが、それはまだまだ先の話だ。
ただ、確実にテレワークを業務形態の一部として組み込む企業は増加。
テレワークをすると、“地元”への滞在時間が長くなるというのは今回のコロナで実証済みだ。
一方で、ランチ難民などの言葉も生まれた。
エリアマネジメントを通じて、“地元”を活性化する、街づくりのヒントを探る。

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