ベアーズ aicc 家事研究家資格講座をオンラインで受講可能に

家事リテラシーの向上を促す

  


資格講座販売の「まなびLABO」を運営するaiccは、家事代行サービスを展開するベアーズが実施する「1級・2級 家事研究家資格講座」のオンライン版をリリースした。これにより、自宅で講座を受講することが可能になり、広く家事リテラシーの向上を促していきたい考えだ。

家事代行サービスを展開しているベアーズ(東京都中央区、髙橋健志社長)は、家事代行事業のなかで培ってきた家事に関するノウハウなどを活かしながら、家事大学という教育機関を2015年4月に設立している。家事研究家として活躍する同社の髙橋ゆき副社長を中心として、「家事研究家資格講座」を展開してきた。

同社マーケティング本部の後藤晃本部長は、「かつては親から子へと伝承されていた家事ですが、核家族化などによってその伝承が途切れてしまい、そもそも家事の仕方は分からないという方々が増えてきている。家事のことが分からなければ、家事代行サービスの必要性も理解できない。そのため、当社にとってもまずは家事の基本的な部分を伝えていくことが大事になってきている」と語る。

そして、今回、家事研究家資格講座を受講しやすくするために、aicc(東京都渋谷区、今井勉社長)が運営する資格講座販売サイト「まなびLABO」と共同でオンライン版をリリースした。

資格取得後は動画などのコンテンツを利用可能に

家事研究家資格講座は1級と2級に分かれており、2級は家事の基本的な部分を身に付けるためのもの。1級はより実践的な内容になっている。

オンライン版では、インターネットを活用して動画とテキストを使って講座を受講することが可能。掃除学や洗濯学、食事学、居住空間学といった幅広いカリキュラムを学ぶことができる。全てのカリキュラムを受講後にオンライン上でテストを受け、合格すると資格を取得できる。

受講料は2級が1万8000円で、1級は5万8000円。1級の受講は2級資格の取得が必須。

加えて、年間6000円の会費を支払うと、会員限定の家事を学べる動画などのコンテンツを利用することが可能になる。

オフラインでの取り組みも進めていく予定で、各地で家事を学ぶための講習会やイベントなども開催していく方針だ。さらに、それぞれの地域で家事を学ぶ機会を創出するために、講師の育成にも乗り出していきたい考え。

まずは会員数1000名を目指して、家事研究家資格制度の普及を促していく。

消費者だけでなく、住宅業界の人材についても家事リテラシーの低下に伴う提案力不足が指摘されている。住宅という箱ではなく、暮らしというソフトを販売する業界へと変革していくためには、家事リテラシーの底上げが不可欠だろう。それだけに、こうした資格制度を上手く活用しながら、人材を育成していくことも選択肢のひとつになりそうだ。

ベアーズでは、家事大学という教育機関を2015年4月に設立
家事研究家としてテレビなどでも活躍するベアーズの髙橋ゆき副社長

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