パナソニック ホームズ 「HomeX」搭載の都市型住宅発売

IoTでアップデートする暮らしを提供

  


パナソニック ホームズはくらしのIoTプラットフォーム「HomeX」(ホームエックス)を搭載した都市型住宅を発売した。IoTを通じ、自然に暮らしがアップデートするような住宅を提案する。

パナソニック ホームズは都市型IoT住宅「カサート アーバン」の販売を開始した。パナソニック創設100周年記念商品として提案に力を入れる。

最大の特徴はパナソニックが新たに開発した、くらしのIoTプラットフォーム「HomeX」を標準で導入していること。「HomeX」では、住まい手が指示をしなくても、住まい手の暮らしの状態や困り事を瞬時に理解し、一人ひとりに合わせて自動的に快適な住空間の提供や生活提案を行う。

専用ディスプレイ「HomeX Display」をリビングや寝室、子ども部屋、洗面・風呂、トイレなど、家の中の複数の場所に設置する。様々なセンサーを搭載しており、部屋にいる家族の健康状態や行動履歴などのライフログをクラウド上に記録。その情報を分析し、家族一人ひとりに合わせ、より快適な暮らしを実現するための提案をディスプレイ上に表示する。

HomeXを標準で導入した戸建住宅「カサート アーバン」のモデルハウス。パナソニック ホームズの松下龍二代表取締役社長(左)とHomeXの開発を担当するパナソニックの馬場渉ビジネスイノベーション本部長(右)
家の複数箇所にされた専用ディスプレイ「HomeX Display」を通じて、くらしをアップデートする

暮らしのアドバイスや家電の自動制御も

例えば、「HomeX」とつながる家電をディスプレイを通じて操作する際に、便利な使い方を提案する。洗濯を行う際に『温水洗浄モードがありますよ、使ってみませんか』というサジェスチョンがポップアップしたり、洗濯機の中の洗剤が少なくなっていれば、『汚れ物用の洗剤を購入しておきますか?』という提案がなされる。そして、『はい』をタッチすれば、ECサイトから決まった洗剤を購入できる。

また、「HomeX Display」を通じ、IoT家電を自動制御することも可能。例えば、ネットを通じて天気予報の情報を取得し、台風の接近時には風雨や飛来物、停電に備え、自動でシャッターを閉めて蓄電池に充電を開始する。

今後、パナソニックグループでは「HomeX」を通じて、提供していくサービスを増やしていきたい考え。「カサート アーバン」の価格は46.01坪の場合、4000万円(ZEH仕様・太陽光発電システム6.8kw・蓄電池5.6kw含む)。初年度200棟を目指す。

「カサート アーバン」の発表の場で、松下龍二社長は「『HomeX』を通じてスマートフォンアプリのように便利になる機能を追加することで、家族とともに進化する住宅を実現する」と話した。従来、住宅での暮らし心地をアップデートさせるためにはリフォームなどで後から手を入れる必要があった。だが、これからの都市型住宅では「カサート アーバン」のようにアプリを追加・更新するように、新たな機能やサービスが付加され進化していくことが当たり前になるのかもしれない。

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