リビタ、マンションリノベの新ブランド ボリューム層を狙い、事業の柱に
暮らしのシーンを描き、課題を解決
マンションリノベーションの新たなブランド「暮らし発想リノベーション」を立ち上げた。暮らしの課題を解決する提案を行うもので、このほど第一号物件を発売した。2~3年後に年間30戸程度とマンションリノベーション事業の一つの柱に育てる。
リビタが新たなリノベーションマンションのブランド「暮らし発想リノベーション」の展開を開始した。マンション一室をリノベーションし販売する買取再販の事業の中の一つのブランドとして位置づけられる。
近年、買取再販にはさまざまな事業が参入し、幅の広い商品が販売されている。こうしたなかでリビタは、主にこだわりのユーザーを対象に事業を展開してきたが、競合他社が増えるなかで「新たな提供価値をきちんと明確化していかなければ評価されない」と、新ブランドの責任者である勝岡裕貴・レジデンシャル企画部プロデューサーは話す。同社の強みは、量産型ではない一つひとつを丁寧に作り上げるリノベーション。ただ、これらは個別物件のリノベーションに留まっていることから、こうした強みを活かした新たなマンションのブランドを立ち上げた。
同社は買取再販のほかに、中古住宅を購入してリノベーションを行うユーザーに向けた請負の「リノサポ」を展開していることから、リアルなユーザーニーズを把握している。この声を活かした商品づくりにしていこうというのが「暮らし発想リノベーション」だ。
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