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2018.10.12

ダイテック 注文・分譲住宅クラウド 無駄を省きお客様のための仕事に注力

株式会社安成工務店 取締役 住宅事業部長 弘中一久 氏

安成工務店がクラウド型基幹システムを導入
サービス内容だけでなく企業や変化への対応なども重視

山口、福岡を中心に年間120棟程度の注文住宅を手がける安成工務店が、ダイテックのクラウド型基幹システムを導入した。パッシブソーラーなど高品質な住宅、昔ながらの大工の技術にこだわる同社が、なぜ採用したのか、地域の工務店にとってどのようなメリットがあるのかを聞いた。


一人ひとりの業務効率を上げる

株式会社安成工務店取締役 住宅事業部長 弘中一久氏

安成工務店は注文住宅に特化した工務店で、温熱環境の向上に25年前から取り組み、パッシブソーラーなど高品質な家を提供している。デザインと性能を重視しながら、昔ながらの技術を継承しているのが特徴だ。注文住宅は一棟ずつまったく違うものであることに加え、長期優良住宅の認定取得など申請業務がかなりの量になり、業務が非常に膨大になっている。そこで一人ひとりの業務効率を上げるため、クラウドを活用した業務管理システムを導入しようと考え、1年程度をかけて数社のサービスを比較した。そのなかから、自社にあう形にカスタマイズでき、かつ総合的に考えてダイテックを選んだ。

営業、設計、工事、事務のスタッフが業務の流れごとに違うソフトを使って、同じお客様の名前や住所を何回も繰り返し入力しているようなムダを効率化することで、本来のお客様が満足いただけるような仕事、例えばデザインや品質管理などにもっと力を注ぎたい。いかに仕事を減らすために合理化、簡略化を進めるか、こうした点でクラウドに期待している。

ソフトの包括的統合と企業信頼性

まず、ストレスなく使えることが第一条件だった。効率化するために仕事が増えたのでは本末転倒。また、使用するさまざまなソフトををいかに包括的に統合できるかも大きなポイントと考えていた。

もう一つ重要なことは企業の信頼性だ。切り替え時に全データをサービスを提供する会社に預ける必要がある。また、安成工務店の引渡物件は3500件程度あるが、そのデータも含めて管理ができる体制が重要となる。そうした視点から、一番信頼がおける企業がダイテックであった。

変化に対応しうるかが重要なポイント

スタッフにとってはこれまで使ってきたソフトが使えなくなるというとまどいはあったと思う。3年後は楽になりながら、もっと良い仕事ができるようになる、10年後はもっと誇れる仕事ができるようになる、最終的にお客様にもっと喜んでいただける、といったビジョンを伝え、安成工務店として絶対に進めるんだ、と明確化して取り組んでいる。

経営陣に対しては、今後の目標を明確化し、時代の流れとしてクラウドを利用して情報を集約して高効率を目指すことを進めなければならないと説明した。

まだ、導入して日が浅いが、使い始めてから修正が色々と出てくると思っている。今は土台作りができたところ。

社員それぞれが使っていくなかで色々な要望を出しながら変化していくものだと思う。実は、変化に対応しうるソフトかどうかという点もダイテックを選んだポイントの一つであった。

会社の仕組みを見直す良いきっかけに

クラウドを使いシステムを集約するということは、今までの情報を一度すべて見直すということ。あらためてこんなに無駄な書類があったのか、こんな大変な処理をしていたのかということが見えるようになった。何が必要で何が不要かという整理ができるとともに、会社の運営自体の仕組みを見直す非常によい機会になったと考えている。

クラウドに出会わなければ、こうした課題の抽出さえできなかったのではないだろうか。無駄な動きや非効率な部分を注視できなかったことが問題で、それが見えたということだけでも非常によかったことだと思っている。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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