タツミプランニング 東京初の営業拠点を三鷹に開設
デザイン力を武器に20~30代層を開拓
横浜を拠点に注文住宅などを手がけるタツミプランニングは、東京初の営業拠点として、三鷹市にショールームなどを併設したスタジオを開設。同社の強みである空間設計力、デザイン力を伝える工夫を随所に施した。20~30代の若年世代の開拓を図り、2019年度期(2018年7月~2019年6月)に三鷹スタジオで180棟の契約獲得、50億円の売上確保を目指す。
タツミプランニング(米山茂代表取締役、神奈川県横浜市)は、東京都三鷹市にオフィスとショールームを兼ね備えた「三鷹スタジオ」をオープンした。
同社は、横浜を拠点として、神奈川県東部・東京都南西部などで、住宅事業、リフォーム・店舗事業などを展開し業績を伸ばしてきた。住宅事業では、注文住宅を販売するほか、建売住宅の設計・施工を請け負う。年間に手がける約500棟の住宅をのうち、4割が注文住宅、6割が建売住宅となっている。
同社では、「魔法びんハウス」と名付けた高気密・高断熱住宅を中心に、高性能住宅づくりを積極的に展開するほか、設計・デザインを担当する精鋭スタッフで構成する「Design Labo」というチームを設け、空間設計力、デザイン力の強化にも取り組んでいる。住宅デザインに関してグッドデザイン賞を2015年、2016年と連続受賞するなど、その空間設計力、デザイン力には定評がある。とくに20代、30代の若年世代から高い支持を得ている。米山社長は、「オーバースペックに陥ることなく、機能性とデザイン性を兼ね備えた住宅をリーズナブルな価格で販売していることが当社の強み」と話す。
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