ダブルケアと住まい【後編】
(一社)ダブルケアサポート 代表理事 東恵子氏
ダブルケアには家族関係再構築の側面も
地域全体で支え合う仕組みづくりを
子供の育児と親の介護が同時に求められるダブルケアが社会問題化してきている。横浜で立ち上がった(一社)ダブルケアサポートでは、地域でダブルケアの負担を軽減するための仕組みづくりを行うことを目的に様々な取り組みを展開している。東恵子代表理事は「ダブルケア当事者が一人で問題を抱え込むことがないように、地域のみんなで支え合う仕組みづくりが求められている」と話す。

──(一社)ダブルケアサポートでは、どのような活動を行っているのでしょうか。
ダブルケア当事者の声を集めた小冊子を作成し、2016年5月に「ハッピーケアノート」として発行しました。ダブルケア当事者が向き合う状況は、それぞれ違います。十把一絡げにこうすれば良いという対処法はありません。
そこで、ハッピーケアノートには、ダブルケア当事者の声をもとに、「どのようにダブルケアが始まったのか」、「ダブルケアが求められる中で支えてくれた人やサービス」、「ダブルケア当事者のある日の過ごし方」などを紹介しています。こうした声が、これからダブルケアを求められる当事者にとっても参考になると思います。
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