日本エコシステム、初期費用なしで太陽光発電を設置
第三者保有モデルでZEH化を支援
電力サービス「じぶん電力」を展開する日本エコシステム(東京都港区、髙木誠一社長)は、初期費用無しで太陽光発電を設置できる第三者保有モデルを活用し、ZEH化を支援しようとしている。また、割安な深夜電力を利用できる料金プランの提供も開始した。
日本エコシステムの「じぶん電力」は、無償で太陽光発電を設置する点が大きな特徴になっている。昼間は住宅に設置した太陽光発電で発電した電力を、夜間や曇天時などには同社が調達してきた電力を供給する。太陽光発電が発電した余剰電力は、同社がFIT制度を活用して電力会社に売電する。居住者は、太陽光発電の自家消費分も含めて、電力料金を同社に支払う。
居住者は無償で自宅に太陽光発電を設置できるだけでなく、一般的な電力料金プランよりも電気代を5%程度安くできるという。
また、契約期間は20年となっているが、契約期間満了後には無償で太陽光発電を譲渡するだけでなく、契約期間の途中で償却分を差し引いた金額で譲渡する制度も用意している。
さらに、災害時などには太陽光発電システムの電力を無料で使用することができる。
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