物林、四国初のSOLTS採用住宅の上棟が完了
ZEHや地域材への対応も展望
総合木材商社の物林は、木造スケルトン・外皮請負サービス「SOLTS」を工務店などに向けて提供している。6月には四国初のSOLTS採用住宅の上棟が完了した。ZEHや地域材活用にも対応し、訴求力の強化を図っていく方針だ。
近年、建築業界では施工を行う技能労働者の人材不足問題が深刻化している。とくに木造住宅では、大工の高齢化が進んでおり、人材の確保が課題となっている。
この課題を解決しようと物林が工務店向けに提供しているのが、木造スケルトン・外皮請負サービス「SOLTS」だ。SOLTSでは、プレカットした構造材や、高性能樹脂系断熱材を敷き詰めた真壁式耐力パネル、YKK APの樹脂窓APW330などを納入し、さらには外皮までの施工を請け負う。また、要望に応じて、省エネ基準などの外皮計算や適合申請作業も代行する。
同社の住環境システム部広域営業室の田村輝章室長代理は、「現在、工務店などは様々な課題を抱えている。例えば、省エネ基準やZEHへの対応。加速する大工の高齢化。また、特に在来工法を手がける多くの工務店は、他社との差別化を見出せないでいる。SOLTSはこれらの課題を解決できる」としている。
9月末には四国初の SOLTS 採用住宅が完成予定
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