積水ハウス、施工現場のゼロエミッション化で新システムを導入
ビッグデータ活用で廃棄物の効率的な収集を実現
施工現場の廃棄物ゼロの取り組みを強化するため、新システムを導入した。「邸情報データベース」と連携することで廃棄物を効率的に収集。
収集した廃棄物の情報管理もICタグからQRコードに変えることで、簡素化を図った。
積水ハウスでは施工現場におけるゼロエミッション化にいち早く取り組み始め、2004年に環境省から建設業界初の広域認定を取得。全国各地に分散している新築施工現場から出た廃棄物を自社の資源循環センター(全国21カ所に設置)に全量回収し、再資源化を図っている。2005年には新築施工現場のゼロエミッションを達成している。
「ゼロエミッションの実現にはマテリアルリサイクル率を高めることが重要になる。そのため、当社では廃棄物を建築現場で27種類、資源循環センターで80種類に分別し、再資源化を図っている」(常務執行役員 石田健一環境推進部長)としている。
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