New   2026.2.16

YKK AP LANDSCAPE 造園工事・植栽販売の田主丸緑地建設の全株式取得

都市緑化事業のさらなる強化へ

 

YKK APの関係会社で都市緑化事業を統括しているYKK AP LANDSCAPEは、造園工事および植栽販売を行う「株式会社田主丸緑地建設」(福岡県久留米市、小西範揚社長)の発行済み全株式を取得した。これにより、都市緑化事業をさらに強化していく方針だ。

YKK APは2025年4月に都市緑化の企画・設計・施工・維持管理など、ランドスケープ事業を統括するYKK APLANDSCAPE(以下、LANDSCAPE社)を設立し、「都市の風景をデザインする」をコンセプトとして、建築と調和した緑化デザインを通じ、豊かな都市空間の実現を目指している。

都市緑化の重要性が民間・公共領域ともに増加している状況に対して、商業施設や分譲住宅など「民間領域」のデザイン力や施工力、安定的な植栽の供給能力が事業拡大に必要と判断し、今回の田主丸緑地建設の株式取得に至ったという。

田主丸緑地建設は、日本有数の植木産地である福岡県久留米市を拠点とし、1955 年の創業以来 70 年以
上の歴史を持つ造園・外構の専門企業。そのデザイン力は国内外で高く評価され、米国の国際的デザインアワードにおける金賞受賞、グッドデザイン賞の受賞など多数の実績がある。

左:田主丸緑地建設の小西社長(左)と YKK AP LANDSCAPEの粟井社長(右)

また、中・高価格帯の戸建住宅の造園・外構工事を中心に安定的に受注を確保しながら、その枠を超えたランドスケープデザインを展開している。

YKK APでは「公共領域」における都市緑化事業の拡大を目指し、2024年7月に「株式会社テラヤマ」(埼玉県川口市、寺山樹生社長)の全株式取得、LANDSCAPE社設立にあわせて同社傘下へ移管している。

テラヤマは緑化造園事業で50年以上の実績を持ち、公園・街路樹緑化などの公共物件等で多くの実績がある

LANDSCAPE社は、両社との資本業務提携により、田主丸緑地建設が民間緑化、テラヤマが公共緑化を担い、両領域を包括する事業体制を構築していく方針だ。

2030年度の売上高100億円を目標に、都市緑化において民間・公共領域の双方で企画・設計・植栽販売・施工・維持管理を一貫して提供できる体制を確立する。

また、YKK APのビル・住宅・エクステリア分野との連携を強化し、都市公園、商業施設、分譲住宅や街並み形成において「都市風景のデザイン」という新たな価値創造を提供する。