New   2025.11.28

北洲、新築全棟対象に耐震シミュレーション開始

外壁損傷20%以下目指し

 

北洲は、展開する住宅ブランド北洲ハウジングで販売する新築住宅全棟を対象に、耐震性能を可視化するシミュレーションを2025年12月1日から開始する。

このシミュレーションでは、京都大学生存圏研究所の中川貴文准教授が開発した木造住宅倒壊解析ソフト「Wallstat」を使用。東日本大震災と同様の揺れ2回と、建築基準法で定められる地震波(震度6強相当)の揺れ1回の計3回の地震波を入力し、繰り返し発生する地震に対する強さを測定する。その際、外壁損傷20%以下であることを判定基準とし、これに満たない場合は安全が確認できるまで補強を行う。シミュレーション結果は、構造計画のタイミングで提供する。

シミュレーションの様子

なお、北洲ハウジングの新築住宅は、「耐震等級3」と制震装置を組み合わせた「サステナブル耐震」が標準仕様。今回のシミュレーションにより、提供する住宅のさらなる安全性向上につなげる。