医師監修の“0次予防戸建” 「諸戸の家」が国内初開発
無意識に健康維持が可能
諸戸の家(三重県桑名市)は、住むだけで心身を整えることができる新たな戸建住宅「WELLNESS HOUSE(ウェルネスハウス) 世田谷深沢邸」を発表した。厚生労働省が次期健康づくり運動プランで導入を検討している“0次予防”の考え方などを採り入れることで、無意識に健康を維持できるライフスタイルを提案する。

0次予防とは、社会環境や住環境を整えることで、人が自然と健康を保てるようにする考え方だ。
今回のWELLNESS HOUSEでは、この0次予防に加え、日常生活における運動・睡眠・禁煙・栄養といった行動変容を寿命延伸の鍵とする「行動変容医学」の考え方も取り入れた。2つの考え方を融合しつつ、医師と庭園デザイナーの監修のもとに商品開発を行った。
これらの考え方や監修データを具体的に設計に落とし込むため、住戸のスマートホーム化を実施。照明やシャッターを体内リズムに合わせて自動制御できるようにし、夜間の覚醒を抑制している。さらに、家全体に浄水システムを導入し、水道水に含まれる残留塩素や不純物を除去することで、睡眠と健康の質を高めた。
さらに、庭園の採用と室内緑化によってどの部屋からも緑が視界に入るよう設計。リラックス効果によるストレスの低下と集中力向上につなげた。
そのほか、サウナや瞑想室、トレーニングルームを日常の動線上に配置し、無理なく健康習慣を取り入れられるようにした。
同社は、今回の商品企画設計で得た医学的エビデンスをもとに、0次予防の住環境づくりをさらに深めていく方針だ。
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