New   2025.9.1

7月住宅着工、4カ月ぶり6万戸超

法改正以後では最多

 

国交省によると、2025年7月の新設住宅着工戸数は6万1409戸だった。前年同月比9.7%減で4カ月連続のマイナス。持家、貸家、分譲の全ての利用関係で戸数が減少した。

詳しくみると、持家は1万7665戸で同11.9%減。貸家が2万7412戸(同13.1%減)、分譲が1万5886戸(同1.7%減)。分譲の内訳は、マンションが5971戸、戸建てが9709戸だった。

一方、前月比に着目して7月着工をみると、戸数は9.9%増え2カ月連続の増加となった。また、6万戸を超えたのも25年3月以来4カ月ぶり。省エネ基準適合義務化などの法改正以後では最多となっている。

法改正による駆け込み反動減の影響が次第に弱まってきていると考えられる。