自宅の耐震性に不安 7割が性能把握せず
一条工務店が災害意識調査
一条工務店が実施した「災害と住まいについての意識調査2025」によると、自宅の耐震性に不安を持つ理由として、「どれだけの耐震性があるのか把握していない」がトップとなった。
「現在の自宅は、大地震が起きても安心できる耐震性を備えていると思うか」聞いた結果、「あまりそう思わない」41.1%、「全くそう思わない」21.4%で、合わせて6割超が自宅の耐震性に不安を感じている。
その理由は、「どれだけの耐震性能があるのか把握できていない」が73.5%とダントツで高かった。次いで、「旧耐震基準で建てられている」(23.5%)、「地盤が弱い」(15.0%)と続く。


一方で、「5年以内に自分が大地震に遭う」と考えている人は71.8%となっており、大地震への危機感は持ちつつも自宅の倒壊対策などが疎かになっている実態が明らかになった。
また、大地震発生時に自宅で最も危険だと思う場所については、「キッチン」が27.6%で1位。2位以下は「リビング」(24.5%)、「寝室」(14.0%)の順。
なお、危険だと感じる場所への対策方法では「高いところになるべく物を置かない」(21.1%)や、「突っ張り棒やL字金具で家具を固定」(20.3%)が上がったものの、トップは「特に何もしていない」で40.4%となった。
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