平屋希望者は6割以上 外部との中間領域も人気

LIXIL住宅研究所が戸建購入（検討）者に行った調査によると、「平屋にしたいと思っている（平屋にしている）」人は25.6％、「平屋を検討したいと思っている（平屋で検討している）」人は39.8％で、計65.4％が平屋を希望していることが分かった。

平屋の魅力を聞くと、最も多かったのは「家事動線・生活動線を効率化できる」(35.6%)。次いで、「階段の登り降りが不要」(33.1%)、「高齢者や小さな子どもなどだれもが安心して生活できる」(32.8%)と続く。

また、LIXIL住宅研究所 アイフルホームカンパニーの平屋新商品「Mid Style 半屋外を楽しむ暮らし」で展開している「ミッドテリア」空間に対するニーズも調べた。

ミッドテリアとは、住宅内と外部との間に設ける中間領域。目隠しなどで外からの視線を遮ることで、人目を気にせず開放的な空間を楽しむことができるものだ。

ミッドテリアに「興味がある」と回答した人は、「とても興味がある」、「どちらかというと興味がある」を合わせて89.2％にのぼった。その理由は、「家族や友達とバーベキューなどを楽しめそう」(34.9%)、「外からの視線を気にしないでゆったりできそう」(34.0%)などとなった。広々とした平屋での開放的な暮らしを望む人が多いことがうかがえる。