木材×炭素繊維の集成材使った住宅、Lib Workと帝人が開発
福岡、熊本にモデルハウスオープン
Lib Workと帝人は、国産杉などの木材と炭素繊維を組み合わせた炭素繊維強化集成材「LIVELY WOOD(ライブリーウッド)」を使った住宅商品「LIVELY VILLA Noki(ライブリーヴィラノキ)」を開発した。同集成材を使用した一般住宅は、世界初となる。
LIVELY WOODは、帝人が開発した新素材。高い曲げ剛性を持っていることが特徴だ。今回の新商品LIVELY VILLA Nokiでは、これを垂木に使用することで、無柱大空間や大開口、高天井を実現しつつ、耐震等級3をクリアした。
2025年7月7日には、福岡県糸島市と熊本県阿蘇郡西原村の2カ所にモデルハウスをグランドオープンした。
糸島モデルでは、存在感のある大屋根によって作り出された3mの軒下空間に加え、柱の無い20帖を超えるテラスが、屋内外の隔たりのない開放的な空間を演出。部屋のどこにいても糸島の海を眺望できる作りとなっている。

一方、阿蘇モデルの特徴は、約8メートルにおよぶ大開口と大空間。目の前には深緑の森が広がっており、西原村の大自然を全身で感じることが可能だ。

なお、両社は今後、LIVELY VILLA Nokiに続く新シリーズの展開を計画している。これに伴い、LIVELY VILLAブランドのPR活動や、国内の工務店、住宅メーカーとの連携などを進めることで、2030年までにシリーズ累計1000棟の販売を目指す。
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